fctokyoloverのブログ

晩年中位クラブの分析

J1 第五節 対G大阪@味スタ

3/31に行われたG大阪戦の両チームのスターティングは以下の通りです。

結果は3-2で東京の勝利でした。印象としてはガンバもエンジンがかかるまで中々時間がかかっていました。また、井出やファンウィジョが意図的に降り中盤で数で勝ろうとしていましたが、なかなかそこで違いが作れていなかったなかなと思いました。その背景には東京の両サイドバックの2人の奮闘もありました。
この試合では改善点ももちろん見受けられたのですが、相手の脅威になっていた点もいくつかあったため少し触れていきたいと思います。また、これまでの分析で東京のシステムや選手起用法などは大まかに触れているために、次回以降は東京の改善点を部分的に分析していきたいと思います。
今回の試合での良かった点は
・自陣センターサークル付近からの組み立て・ビルドアップ
・小川マコの対人守備
・相手最終ラインボール保持時のプレッシングと連動
・永井を裏に走らせる・CBからの組み立て時にチーム全体の共通意識が見受けられた
特に最終ラインからの組み立ては、チームに、監督の理想が完全に落とし込まれているのがよくわかりました
続いては改善点です。ジュビロ戦ほどではありませんでしたが、守備においてまだ2人3人で囲んだ時のボール奪取が様になっていないと思いました。
個人でいえば拳人の45:50のプレー(判断ミス+キック精度)や51:00永井の選択などに疑問を持ちました。51:00のプレーは永井が走りこむスペースがあったにもかかわらず、足元でボールをもらったシーンのことを指します。このプレーにおけるデメリットはマイナスのクロスがあげられないという点と、足元でもらったところで永井の技術ではさほどゴールの格率が上がらないということです。このような問題点は実際に前節の湘南戦で解説者の方に指摘されていました。
そして!一番の問題点は実際にDAZNで振り返っていただくとわかりやすいと思うのですが、29:42~30:15の一連のプレーにすべてが詰まっていると思いました。自分が運用しているTwitterでもフォロワーの方と議論していた際に話に上がりましたが、やはりこのシーンが解決されない限りはなかなか上位進出は厳しくなってくるのではと思いました。
そして長崎戦。東京がボールを持つ時間が比較的長くなることが予想されるため、ガンバ戦での改善点をどう克服してくるかが楽しみです。

今回はここまでさせて頂きます。ありがとうございました。